仮交際、真剣交際など自粛期間中のデートは、オンラインという方も多いのではないでしょうか。ずっと話すだけでは、何を話していいかわからない。もっと相手のことを知りたい、もっと関係を深めたい、もっと親密になりたいと思う場合には、オンラインでの映画デートがオススメです。
関係を深めるためにはラブストーリー
映画を一緒に観ることで、離婚率が半分になったという研究データがあります。
2014年にロチェスター大学で実施した調査によると、174組のカップルを対象に1カ月間に5本の恋愛映画を見て話し合うことで、新婚夫婦の3年間の離婚と離婚率を半減させることができる(24%が11%に)という結果が出ました。
この方法は、とても簡単にも関わらず、離婚率を下げるのにカップルセラピーと同じくらいの効果がもたらされました。人間関係についての映画を観ることで、客観的に観て、笑って、話し合うことができます。
つまり、映画を通じてカップルの会話が増えたのです。1カ月に5本は無理でも、1カ月に1本でも観て話し合いをして、ふたりの絆を深めましょう。
研究で使われた映画リスト
研究には47の人気の高い人間関係に関する映画のリストを渡され、週に1回観て、話します。そのリストの中から、ピックアップしました。一緒に観るよりも、こそっと予習しておくのもいいですね。慣れないお相手と緊張しながら、映画を観るとつい変なことを言ってしまいがち。また、ここを確認したいとアシストしてくれるような映画を自分からチョイスするためにも予習は欠かせません。
南の島のリゾート式恋愛セラピー
花嫁のパパ
40歳からの家族ケーカク
ミート・ザ・ペアレンツ
きみによむ物語
愛の選択
男が女を愛する時
おすすめのサービス
Netflix Party
Netflixのサービスには、離れている人と動画を同時に観る機能があります。プランも色々あるようなので、ぜひNetflixで検索してみてくださいね。
一緒の時間を共有すること
男性は火星から、女性は金星からやってきた(ジョン・グレイ)と言われるくらい根本的な考え方に違いがあります。恋愛をすると何もかも同じように感じてしまうのですが、元々違うという前提を知っておくことが大事です。
マリッジブルーのカウンセリングでも、話し合いが足りないことが、すれ違いを生じているということはよくあります。
カップルでもお互いに違いがあるのは当たり前で、お互いを尊重し合い、話し合い、わかり合う必要があります。映画はそのきっかけを作ってくれます。特にラブストーリーであれば、自分と出演者を重ね合わせ、自分だったらこうしたい、自分だったらこうしてほしいと伝え合うきっかけを作ってくれます。