日本LGBTサポート協会の勉強会でした。本日は「色んな家族勉強会」でした。かずえちゃんが今までインタビューした方たちのお話や、暁先生のお話。その中で、とっても気になったことをシェアします。

LGBTQとファミリー

新規会員様とお話をしてて、「ずっと誰にも話せなかった」「もうずっと1人で生きていくと思っていた」「将来の夢?考えたことなかった」「レインボーパレードがあってるの知ってるけど、どうやって繋がれるの?」と言われ、生涯のパートナーをぜひ見つけたい!!と思うと、同時に、誰とも繋がれない中で、生きている人が多くいるのだと知りました。

LGBTQの方は、10人に1人。左利きの人と同じくらいいるそうです。その方達が生きづらさを感じてるとしたら。。。

あなたもファミリーをつくることができるのだとお伝えしたい。色々な家族の詳しい動画は、「Youtube かずえちゃん

ゲイとトランスジェンダーと母と子

この記事は、BuzzFeedNewsの記事なのですが、この書き出しが、グッときます。

「結婚しなくても、子供を育てなくても、幸せになれる。そんなの当たり前だし、個人の自由だ。

だけど、最初からその選択肢を奪われているとしたら、どうだろう。
どんなに愛し合っていても、結婚したり、子供を産み育てたりすることを、社会から認められていなかったとしたら。」引用:BuzzFeedNews

誰かの希望になりたい

偶然、見つけた北海道のニュース。引用: Yahoo!ニュース
体は女性、心は男性のトランスジェンダーのきみちゃん。
「海外の人で、ゲイカップルで片方がトランスジェンダーの人がいた。たまたま『自分は子どもを産める男性だった』っていうのを読んだときに、そう自分も思えたらいいなと思って」と出産に臨むそうです。「隠れて生活している人はいっぱいいると思うので、そういう人に少しでも希望じゃないですけど…なれたらいい」と言われていたのが、印象的でした。

同性婚合法化は10代の自殺回避につながる

LGBTQの勉強を始めて、知ったのですが、同性婚合法化は若者の自殺回避につながるという調査結果です。

日本でも少子化が問題ですが、生きやすい社会をつくるということもとても大切なことですね。以下、記事の引用です。引用:Forbes

「米国の47州で過去17年間にわたって収集されたデータを分析した結果、同性婚の合法化が10代の若者の自殺率低下につながっている可能性が高いことが確認された。特に10代の性的少数者(LGBTQ)の自殺未遂の大幅な減少につながったとみられている。

自殺未遂は同期間中、10代全体で0.6ポイント減り、LGBTQの間では4ポイント減った。全体としては、7%の減少となる。ただし、連邦政府は2020年までに10%減とすることを目標としている。

調査結果は、1999~2015年に各州で報告された自殺未遂の発生件数を比較したものだ。自殺未遂のきっかけとなる要因は州によって異なる可能性があることから、他州間の比較ではなく、同じ州での経年変化の状況を明らかにした。この期間中には32州が同性婚を合法化した。

どの州でも同性婚が認められていなかった時期には、10代の若者の8.6%、LTBTQの28.5%が自殺を図った(未遂)。一部の州が合法化して以降は、自殺未遂の件数は全体で7%減少した。

この調査結果は、同性婚の合法化に見られるような多様な性的指向を受け入れる寛容な態度と環境はその他の要因以上に、若者の自殺防止につながっていることを示すものだ。

マーク・ハッツェンブーラー博士は米国医師会雑誌(小児科学)に発表した論文の中で、同性婚の合法化はLGBTQに対する悪いイメージをなくし、若者たちに与える精神的な影響をなくし、若者たち(特にLGBTQ)の自殺未遂を減らすための正しい方向への第一歩だと述べている。

性的少数者の間で自殺率が高い最大の理由とされているのは、家族や友人、社会からの拒絶やホモフォビア(同性愛嫌悪)などだ。

米国の15~24歳の若者の間では、死因の第2位が自殺だ。2016年に連邦政府が実施した調査では、高校生の18%が「過去12か月間に真剣に自殺を考えたことがある」と答えている。特にLGBの生徒の間でこう回答した人の割合が大きく、異性愛の生徒では15%だった一方で、43%に上った(一部調査はLGBTQではなくLGBを対象としている)。
その他の調査では、若年層における自殺による死者の割合は、LGBは異性愛の2~7倍に上ることが分かっている。さらに、トランスジェンダーの生徒はLGBよりもさらに自殺率が高い可能性があると指摘する調査結果もある。」

ひまわりブーケは子どもが幸せな社会を目指しています

ひまわりブーケは、幸せなカップルが幸せな子どもを育てることが、幸せな社会をつくるとの考えのもと、活動をしています。

それはまさに交流分析の哲学「I’m OK、You’re OK」

人は誰でも人間としての価値があり、それぞれ重要で尊重される存在です。自分は自分として、あなたはあなたとして受け入れられ、人間としての存在は誰でもOKなのです。

人を認めることで、自分も認められる。もっと生きやすい社会になるといいですね。

ひまわりブーケでは、無料でカウンセリングを行っております。最終的には、一緒に生涯のパートナーを見つけましょう^^

日本LGBTサポート協会