愛情表現ってどうして伝わらないのでしょうか。婚活相談でも特に多いのが、「彼は本当に私のことを好きなの?」「彼が愛情表現をしてくれない」「愛情表現をすることが恥ずかしい」というものです。日本人は、愛情表現が苦手とも言われれますが、きちんと愛情を表現できる人もいます。恋愛を長続きさせるには、愛情表現はかかせません。今回は、愛情表現についてお話しします。

愛情表現とは

愛情表現は、愛を言葉や行動で表現する行為をさします。

言葉で伝える

言わなくても伝わるなんてことはありません。交際を始めたばかりのときにはお互いに伝えていた「好き」「愛してる」も、時間が経つとつい減ってしまうことも。植物の水やりのように、毎日伝え合うといいですね。

ハグ

ハグをすると、幸せホルモン「オキシトシン」が出て、ストレスが軽減できます。オキシトシンは絆ホルモンとも言われ、安心感、信頼関係にも役立ちます。言葉で伝えることができなくても、ハグができるといいですね。ハグの習慣がないという方は、いってらっしゃいのとき、寝る前と決めて習慣化していくといいでしょう。

褒める

交際前は、褒めていた男性も交際期間が長くなると、褒めなくなってしまいます。ちょっとしたことで、「優しいね」「かわいいね」と褒めてくれるだけでいつも見てくれていると嬉しくなり、愛情を感じることができます。女性ももちろん、男性のいいところを見つけて「頼りになる」と褒めましょうね。

未来の話をする

長続きするカップルは未来の話をよくします。今度、こんなところに行きたいね、こんな家に住みたいなど、未来の話をするということは、ずっと一緒にいたいと思ってくれているということが伝わります。

なぜ愛情表現が苦手なのか

子供の頃の経験

子供の頃に、感情表現をしっかりとしてこないまま大人になってしまうと、自分の感情が今どこにあるのかわからず、愛情を表現することも難しくなります。好きという感情があっても、それを表現することができないのです。「おねえちゃんなんだから我慢しなさい」と言われて育った女性に多い傾向があります。

過去の恋愛

過去に交際をした恋人に「重たい」と言われたことがある場合、相手が変わっても、また好きというと重いと思われてしまうと表現することが怖くなっている人がいます。

病気の可能性も

失感情症、心身症、うつ病などの疾患の場合も、自分の感情がわからないという場合があります。

愛情表現のメリット

お互いに愛されているという実感があるので、信頼感を築くことができ、関係も安定します。愛されている実感があると、相手を信じることができるので、嫉妬や束縛も少なくなります。

カウンセリングを受けること

カウンセリングを受けることで、愛情表現ができない原因をつきとめ、愛情表現ができるようになります。もちろん、変わりたいというご自身の気持ちが1番です。愛情をしっかり伝えあうことが結婚後も絆を深める秘訣。以心伝心でなく、言わなくては伝わらないのです。いいことも悪いことも自分の気持ちを表現していきましょう。

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